インド旅行記(2017~その3)Varanasi-バラナシ(ベナレス)【夜明けのガンガーは美しかった】
こんにちは。
下の前回より続きです。
2017/7/16 Varanasi バラナシ(ベナレス)へ
ニューデリーからバラナシ付近の空港に着いた頃には日も落ちて辺りはくらーくなってました。空港から、予約していたホテルまで鉄道が走ってるわけでもなく、アクセスはタクシー等を使うしかない。ローカルバスもあるらしいけど、地球の歩き方によると空港からバラナシの駅(中心地)くらいまでは350ルピーもあれば行けるらしいのでそれでいいやと。
おきまりで嵐のごとくおしかけてくるタクシーの客引きと話しながら値段交渉をしていく。最初は行先のホテルを告げると1000ルピーだと。ふっかけすぎやろ笑
最終的には380くらいの提示をしてきたオートリキシャーキッズに決めました。
タクシー?(明らかに自分の持ち車)も同額提示してきたやつがいましたが、怪しいのでパス。
舗装されていない悪路をガタガタとリキシャーに揺られ1時間少々、ホテルに到着。
泊まったホテルはPalace on Ganges Varanasi
/ B-1/158, Assighat, Varanasi, Uttar Pradesh 221001 インド
1泊5000円くらい、2人なので1人あたり2500円。
まあまあ綺麗なホテルで快適でした。ちなみにお湯は出ませんでしたが笑
深夜、突如謎の腹痛に襲われる。
バラナシ行きでのニューデリーの空港から違和感はありました。腹の調子が良くないと。でもそこまで体調に変化はなく一時的なものだろ~と楽観的に考えてたのですがこの日の深夜に最高のビッグウェーブが来ました。
慌ててトイレに駆け込むTM。腹痛とケツから火を噴く勢いで水が出ていきます。
トイレから出たら3時間くらいたってました。死ぬかと思った。
原因はニューデリーで飲んだラッシーだろうか。街の食堂で食べたターリーのカレーかサラダか。原因がわからずここからインド料理を滞在中食べることはやめました笑
2017/7/17 腹も痛いし便意も近いし体調最悪でホテルから出れない。
この日はサールナートへ行く予定!
サールナートとは
サールナート(ヒンディー:सारनाथ,Sārnāth、英語:Sarnath)は、インドのウッタル・プラデーシュ州にある地名。ヴァーラーナシー(ベナレス)の北方約10kmに位置する。仏教の四大聖地のひとつ。
現サールナートは、釈迦が悟りを開いた後、鹿が多く住む林(旧訳「施鹿林」、新訳「鹿野苑」)の中で初めて教えを説いた初転法輪の故地とされる。鹿野苑(ろくやおん、梵: mṛgadāva)はリシパタナとも呼ばれる[1]。リシパタナ(梵: ṛṣi-patana)とは「聖仙の集まるところ」の意で、『解深密経』などでは「仙人堕処」(仙人の落ちる所)と誤訳され、『雑阿含経』などでは「仙人住処」(仙人の住む所)と訳されている[2]。
お釈迦様が初めて説法した場所です。
5人の修行僧と公園にいた鹿に教えを説きここから仏教が始まったのです。
バラナシから10kmほどなのでオートリキシャーですぐ行けます。
まあ、お腹いたくて行けませんでしたがね!
はぁ。日本人であるならばバラナシに行った際にはぜひ行ってほしい場所です。
夕方近くなるまで体調最悪でホテルから動けませんでしたが流石にもったいないと思い少しだけ散歩。
牛。
ガート付近。撮影は基本NG.
ガンガー沿い
各々がのんびりと時間を過ごしています。
祈りをささげてる人。川に入って沐浴してる人、ただ喋ってる人、寝てる人、仕事してる人。
そしてぶらぶらしていると歩いていると日本語が堪能な少年が現れる。
「コンニチハ、キミニホンジン?」
まあ、こんな異国の地で日本語を話す現地人がいいやつの可能性は限りなく0に近いので様子を見る。日本語で普通の話をしていると「オミヤゲアルヨ、ミテキナヨ」「ボクハアヤシクナイヨ」とお土産路線に話が変わってきたので、さよならする。
面白そうだし見に行ってもよかったんだけどなんせこの日のTMは得体も知れない場所に行くのには調子が悪すぎた。
なんでホテルに行く帰りに寄った怪しいショップでガネーシャの絵が入ったTシャツとインドパンツを購入。このショップも1Fはただのお土産屋なのだが、Tシャツとか服ないの?と聞くとなんと横の壁から階段が現れ、2Fへ。いろんな服があり見てて楽しかったです。ガネーシャとかシヴァのiPhoneケースとかないの?と冗談で聞いてみると、「あるよ」と木製のリモコンスタンドを取り出し、そこにスマホをはめこみ、
「これがiPhoneケースさ!500ルピーでどうだい?」と言ってきた。
僕はこの時、体調最悪でしたがインドという国が少し好きになりました。
2017/7/18 夜明けのガンガー
早朝に目が覚めるTM。時間は6時前。
この時はお腹の調子も悪くなかったので外に出て近くのガートへ。
いや~美しい日の出でした。なんなんだろう、ただの日の出なのに見る場所によってこうも違うのか。
喧騒のインド、街は基本クラクションが鳴り響きうるさいのですが、早朝は車も少なく朝は風を切る音と鳥の鳴き声、川の流れる音が鮮明に聞こえてくるのでまたなんともいえない気持ちにさせてくれます。
ぼーっとしていると近くの広場で謎の集会が。
しばらく様子を見ているとわらわらと人が集まり、ヨガ?体操が始まる笑
なんだこれ。とりあえず一緒になってやってみる。体の調子が少し良くなった気がした。体を大きく広げて笑ったり声出したりといろいろあるので面白かったです。
そのあとはホテルをあとにして空港まで時間をつぶします。
変なテラスで無口な若者の入れるコーヒー飲んだり(これがまたうまい)、ガートのそばではなんかマッサージをしてくれるおじさんや火葬場の説明をしてくれるおじさん、そんで写真を撮ってほしいとおねだりしてくる子供たち。
なんとうかゆるい。こういうの悪くないですよね。超いい笑顔笑
この白シャツの少年は英語が上手で将来は教師になりたいんだとか話してました。頑張れよ少年。個人的にはニューデリーとは違い出会う人みんながゆるかった。もちろん金をくれとかいってくるやつもいっぱい、いましたが。もしかしたらあの日本語喋ってたやつもいいやつだったのかもしれない。そう思うともったいないことしたなぁ。
当時は体調最悪で2度とくるか!とか思ってましたけど今こうやって振り返ると楽しかったです。全然またいってもいいかもしれません。現地の薬常備ですが。
そんなこんなでバラナシをあとにします。
最後はコルカタへ向かいます。
おまけの音楽
前回の記事で紹介したインドを馬鹿にした動画。ようかインド体操第1。
それの元ネタになるのがどうやら Ashokという名前のアーティスト名のGola Golaという曲みたいですね。
同アーティストのこちらOka Chinniという曲。インド版マイケルジャクソンのBeat Itみたいでかっこいいですねww
【高画質・高音質】Oka Chinni - Ashok【インド】
キレッキレやな。